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卵を食べましょう! |千葉 パーソナルトレーニング

2019/10/28


皆さんこんにちは千葉でパーソナルトレーニングを行っている渡辺です。

 

私は会員さんに食事のアドバイスとして、栄養価の高い食事をすることで身体づくりを促進したり、健康レベルをそのものを上げて頂きたいことから、どのような目的、老若男女問わず、1日の食事に卵を最低限3個は食べるように勧めています。

 

しかしそんなに卵を食べるとコレステロールの心配をされる声を耳にします。
コレステロール値が上がることに、卵を食べることが関係していると言われていましたが、それはもう過去の話しなのです。

 

結論から言うと、卵を食べるだけではコレステロール値は上がりません。

 

今回は、そんな卵とコレステロールの関係についてお話ししたいと思います!

 

 

「コレステロール」という言葉はよく耳にするけれど、実際はよく知らない。という方も多いのではないでしょうか。

 

コレステロールは、身体の中に存在する脂質(油・脂)の1種。
体内に存在する脂質の仲間には、お馴染みの中性脂肪(体脂肪)がいますね。

 

コレステロールは主に、身体を構成する細胞膜の材料ホルモンとなる材料消化液(胆汁)の材料といった、私たちが生きていくうえで大切な役割を担っています。

 

「コレステロール=悪者」というイメージが先行して、このような大切な役割があることは、案外知られていないかもしれません。

 

身体にとって大切なコレステロールの値(量)が上がることには、一見すると問題はないように思えますが、コレステロールが、身体の隅々へ運ばれていく過程で血管の壁に溜まりすぎてしまうと、血管をつまらせ、心筋梗塞など大変な疾患の原因となり得ることから、それらの値に気を配るようになりました。

 

特に、悪玉コレステロールといわれる「LDLコレステロール」は、コレステロールを運搬する働きがあるため、リスクの原因と考えられています。

 

しかし、最近の論文や見解は、卵には、たんぱく質を中心に、非常に多くの栄養が含まれており、「準完全食品」と言い表せるほど栄養価が高く、足りない栄養は「ビタミンC」だけです。

 

その栄養の中には特に黄身に脂質が含まれ、コレステロールの量が多いことから、特にコレステロール値が気になる方は避けるように言われてきました。

 

確かに、動物実験では卵によってコレステロール値が上がったという報告もありますが、雑食である人間が、特定の食べ物で値が上がることは考えにくいという見方もあります。

 

また、とある人体実験では、卵を食べることを習慣にしたほうが、コレステロール値も含めて、健康レベルが向上したという結果もあるくらいです。

 

現在では、高脂血症など生活習慣病のリスクがある方を除き、1日に5個~食べることも問題ないという見解が主流になっています。

 

しかし、生活習慣病などのリスクをお持ちで、医師から指導を受けている方は、食事に関しては、担当医師に必ず一度ご相談ください。

 


冒頭にもお話したように、コレステロールが血管の壁に溜まってしまうと、心筋梗塞など重大なリスクに発展してしまう可能性があります。

ただ、コレステロールの値が上がっただけで、血中のコレステロール全てが血管の壁に溜まってしまうというわけではありません。

 

問題は、コレステロールが酸化してしまうことにあるということが分かっています。

身体の中で、活性酸素とコレステロール(LDLコレステロール)は結びついてしまうと、リスクの危険性が高まってしまうのです。

そのため、コレステロールの値ばかりに気を配るだけでなく、身体の酸化を防ぐ力、坑酸化の力を高めておくことも必要です。

 

すぐに始められる対策としては、ビタミンCやα-リポ酸αなどのサプリメントがオススメです。
特にビタミンCは、卵に欠けている栄養も補えるので一石二鳥です。

栄養価の低い、もしくは偏りのあるものは避けたほうが良いですが、栄養価の高い食品は、心がけ積極的に食習慣に取り入れてあげましょう!

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
少しでも皆さんにとって有益な情報を提供できたなら幸いです!

 

今年度も残り2ヶ月弱となりましたが、季節の変わり目、体調を崩さないようにお気をつけ下さい。